こんにちは、める妻です。
定刻よりやや早い時間に目的地の余市蒸留所に到着しました。ちょっとした展示場があるようなので、時刻になるまでゆっくりしてようと思っていましたが、予約前の入場は出来ませんでした…。
余市周辺でちょっとだけ時間を潰すのが難しいため、予約の時間を早められないか相談することにしました。
警備員の方から渡された電話番号に連絡し、
予約した時間より一つ早くしてもらえるかお願いしたところ、まだ空きがあったので変更することが出来ました。
余市蒸留所見学
さっそく余市蒸留所の見学が始まります。
最初はビジターセンターという施設で映像を見て余市蒸留所に関するストーリーを聞いてから、実際の現場を見学していきます。
余市蒸留といえば、NHKでもドラマ化されたほど有名なストーリーがありますね。立役者は竹鶴政孝です。スコットランドに似た気候を探して冷涼湿潤な余市の土地にたどり着いたとのこと。
こちらが余市蒸留所の建物です。年代を感じさせるレトロな作り…。
コインロッカーあり!大荷物でもOK
入口付近にコインロッカーが整備されています。機内持ち込み可能サイズのスーツケースを持っていたのですが、ラクラク収納可能でした。
歴史を感じる蒸留塔のポットスチル
こちらがポットスチル。とても大きい設備です。
もろみをポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で2回蒸溜します。
余市蒸留所HP
ポットスチルは石炭で加熱され、最高1200度まで上昇します。
ポットスチルに焦げ目がついているのが余市蒸留所の特徴です。
というのも、石炭が使用されているのは余市のみ…!
スモーキーな香りのウイスキーは美味しいですよね~
このように、ウイスキーはすぐに販売できるようになりません。創業当初は販売できるまで果汁を使った商品を作っていたそうです。
こちらは国際結婚した竹鶴と妻リタの家、リタハウスです
リタハウス
ニッカウヰスキーの研究所として使用されていました。
旧竹鶴邸
リタと竹鶴が住んでいたお家。
カーテンやふすまがあったり、和洋折衷のデザインになっていました。
貯蔵庫
こちらは貯蔵庫です。
海山川に囲まれた北海道の余市の気候を利用し、乾燥させていきます。
原酒は樽を通して10年で1/3、20年で半分ほど減ってしまうそう。
年月が経過したお酒ほど希少価値が高くなってくるのには納得します。
減ってしまうお酒をエンジェルズシェアと言います。
待ってました!ウイスキーテイスティング
蒸留所見学に参加したほとんどの方が楽しみにしていただろうイベント!
ウイスキーテイスティングです。提供されるウイスキーは以下の種類になっています。
手渡されたのはグラスに入ったウイスキーの原液。
こちらをそのまま味わうのも良し、提供されているお水や炭酸、氷は自由に使って良いので、水割りやハイボールなども楽しむことが出来ます。
座席は早い者勝ち。
私たちは窓際の座席でウイスキーを楽しみました。
窓から見える雪景色。美味しいウイスキー。
量を飲んでではないのに身体がぽかぽかと温かくなってきました。
★シングルモルト余市
重厚で力強く、複雑で深みのあるシングルモルトウイスキー。
柔らかな樽熟成香と麦芽の甘さ、豊かな果実香の調和。力強いピートの味わいと香ばしさ、穏やかに持続するオークの甘さとスモーキーな余韻が特徴。
★スーパーニッカ
余市蒸留所と宮城峡蒸留所のモルト原酒とカフェグレーンのブレンドによるスムースな口当たり、甘く、柔らかでバランスの取れたリッチな味わいを持ったウイスキーです。熟成した芳醇で華やかな香りと穏やかなピート香が特徴です。
★アップルワイン
リンゴのワインのリンゴブランデーを加え、ブランデー樽にて熟成させた原酒を使用しました、まろやかな甘さで深い余韻のある味わいが特徴です。ストレートやロック、炭酸割りなど、好みに合わせてお楽しみいただけます。
アップルワインはジュースのように甘くて飲みやすく、お酒が苦手な人でも挑戦しやすいまろやかな味です。
有料ウイスキーテイスティング
ウイスキーのテイスティングが出来るエリアにやってきました。一人3種類のウイスキーを注文することが出来ます。普段飲みたくてもお目にかかれないレアのお酒が…!!
これは3種類選ぶしかありませんね。
室内に入ると、テイスティングした会場よりも照明が暗く、大人っぽい落ちついた雰囲気です。バーみたいでとっても素敵ですね。
ということで、以下の6種類のウイスキーをテイスティングさせていただきました。
1 .鶴
2. 竹鶴17年
3. 余市10年
4. シングルモルト余市ウッディ&メロウ
5. シングルモルト余市ウッディ&バニラ
6. 余市シングルタスク
紙コップに入れてもらったお水をチェイサーとして、ストレートのウイスキーをテイスティング。度数の強いウイスキーも含まれているのでほろ酔い気分になります。
普段ストレートでウイスキー飲まないからきついよ~
鶴なんてボトルで買えることはないと思うので、大事に大事に飲んでいます。
テイスティングした中で気に入ったのは「鶴」、そして「竹鶴17年」。
鶴はスモーキーでまろやかな味わい。竹鶴の17年は香り高くうっとりしました。
ウイスキーに詳しくないので良い表現が見つかりませんが、兎に角美味しい!
お昼ごはんはかきざき
お昼は余市駅から程近くにある海鮮工房・かきざきという定食屋さんでいただきました。
一階はスーパーマーケットで、二階に定食屋さんがあります。
11時30分くらいに到着し、外に人が並んでいない状況でしたが、店内の状況はほとんど満席。注文している間に人がたくさん流れてきました。
注文メニュー
ウニ丼
旦那さんが注文したのはこちらのうに丼!お値段はお高めですがお値段以上の満足度です。
お値段は¥3,900。ちょっとお高いですが、お値段相当、それ以上のウニが載せられています。
濃厚で美味しかった~
いくらとサーモンのいとこ丼
私が注文したのは私の大好物が詰まったどんぶり¥1,750。いくらとサーモンがたっぷり乗っています。
新鮮でおいしい~
おつまみはホッケ
欲張ってホッケ焼きを注文しました。(お値段はなんと¥480)
画像だと大きさが分かりにくいですが、とってもBIGです。
脂がのっていて美味しい…!シンプルな味付けでホッケの旨味をしっかり味わう事が出来ます。醤油をつけずそのままの味を楽しみました。
満足度がかなり高いランチになりました
ごはんを楽しんだ後は、12時代の電車に乗って小樽に向かいます。車両が2両編成であるため非常に混雑します。既に人がたくさん乗っているので座るのはほぼ不可能だと思います。
また、スーツケースを持って移動している人もおりますので車内は圧迫感を感じます。
ドア付近でぎゅうぎゅうになりたくない方は、少し早めに改札に入って列車の到着を待つことをお勧めします。
以上、余市旅行のお話でした!