おでかけ

#シンFIRE論を読んでみて

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こんにちは、める妻です。先日「経済・精神の自由を手に入れる主体的思考 #シンFIRE論」を読みました。こちらの著書は穂高唯希さんが書いた本で、元三菱サラリーマンが株式投資をセミリタイアし、FIREについて記載した本になります。コロナの頃からFIREについての考え方をさまざまなインフルエンサーが話していました。2025年になった今でもFIREはよく聞く言葉です。

私もFIREに関して羨ましい、自分もできたらいいなという何となくの感情を持っていますが、これといってFIREのための活動を行っているわけではありません。副業もしていないし、株式投資も積立NISAやREIT程度で投資額も多くないのでFIREするには難しいです。

とはいえ、どんな方法、どんな考えのもとFIREに至ったのかを知ることはFIREに近づくためにやってみても良いことだと思いました。



感じたこと

無の視界

視界に入るものが多いだけで人の脳は消費する。よって、物を減らすことで「無」の世界を構築し、「有」に集中できます。仕事や勉強する時の机が力っていると気が散るので、何かするときは机の上を整理し、除菌ティッシュで綺麗にします。

情報遮断して「幸福センサー」を高めよ

スマホ、SNSは人の時間を奪うようにできています。これは本当に時間するのですが、好きな話題のYoutubeやその他SNS、コミックなどをみているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。本当は本を読もうとしたり、英語を勉強するための時間だったはずなのに、気を抜くとその画面に時間を吸い込まれてしまうのです。いろんな情報が頭に流れ込むので、頭も疲れ、心も疲れます。よくないとわかってはいてもついその画面を見てしまうのがスマホの怖いところです。

書籍に記載されていたのですが、過去は幸せな国として有名だったブータンも、インターネットが普及してくると、8位(2013年)から95位(2019年)に急落してしまったそうです。

インターネットには、普段自分が知るはずもない人や関わらない人まで知ることができます。今の自分に満足しないと、さらに上、もっと上を望むようになり、幸福は一向に満たされなくなります。情報を受け入れるのではなく、必要な情報を自分で取りに行くような姿勢で現代の情報社会を乗り切りたいですね。

相手の立場に立って見えることがある

この人は何でこんな行動、言動をするのだろうと思うことは数多あります。そんな時、相手の立場になってようやくその意味がわかることがあるというお話でした。自分が理解できないからといって軽蔑するのではなく、相手にも考え、立場があることを理解することが思いやりになります。

「不二」という仏教の言葉を引用しておりました。二つに分断しているように見えても、実は同じという意味で、これは人間にも当てはまります。
目の前にいる相手はの心を読むことはできませんが、間違いなく自分と同じ人間です。相手を自分と思い接することで、言葉の選び方も慎重になって、相手に寄り添うことができます。頭ではわかっていても、感情的になっているとなかなか難しい振る舞いですが、どんな時も相手に心があることを忘れずに接していきたいと思います。

違いを認める

自分と似たような価値観を持つ人と一緒にいるのは気が楽ですが、異なる考えを取り入れることも人生を豊かにするのに必要なスパイスです。また、自分と異なる考えを持つ人がいる、ということは絶対に忘れてはいけません。心を通わせたパートナーでも、自分と異なう思考を持っていて、考えが一致しない部分もあるかと思います。そんな時、こうあるべきだ、という自分の考えを押し付けるようなことはせず、相手の考えを理解することが大事です。相手の考えを否定したり、受け入れないでいると、相手は伝えることを諦めてしまい、良好なコミニケーションをとることができなくなります。子供の頃、親が自分の考えを否定したり、親の考えを正当化してきたことがありますが、この人には何をいっても無駄なんだと関係を気づくことを諦めたくなった覚えがあります。

”苦手な人間も時にはスパイスになる”とこの本には書いてありました。職場で癇癪を起こすかたがおり、なぜあんなに不機嫌を押し通せるのが理解できませんでした。なんやかんやあり、今では落ち着いて良好な関係を築いていますが、当時は非常にストレスでした。ストレスで夢に出てきたり、体調を崩すこともありました。ここまで行くと離れた方が良いくらい厄介な相手ですが、仕事上離れることができなかったので、正面から向き合いました。今でも苦手意識はありますが、相手の理解出来ない部分を拒絶するのではなく、個性だと思うことで苦痛は減りましたし、いろんな人間んがいるのだと改めて学ぶことができました。

異質に触れる

”異質なものに触れ、多様な経験を積み、観点を増やすこと”著者の穂高唯希さんが将来のためにやっておいた方がいいこととして述べておりました。自分と異なる人間・考え・文化に触れることで自分を知ることができる。他者は自分を映す、という話に通ずる考え方だと思いました。確かに、海外に行ったり、異国の方と話していると、自分との違い、文化、宗教の違いをよく実感します。それと同時に、自分はこういう人間なんだとその輪郭が明確になっていくのも感じます。海外に行かなくても、同じ日本人と話していても、自分を客観的に見ることはできます。自分とは異なる考え方、今まで出会ったことのない考え方の方と関わることで自分の内側を見つめることができます。

当たり前になっている日常にスパイスを加えることで、日常にありがたみを感じることができるのはその通りだなと深く感じました。
海外に行って、綺麗な水、トイレ、環境のありがたみを強く感じましたし、気性の激しい方と話すことで穏やかな夫に感謝することができます。

以上、私が#シンFIRE論を読んでみて心に残った内容です。FIREについての話が中心ですが、それだけではなく、自分の生き方、考え方についても述べられていて、自分の人生を見つめ直す手助けをしてくれる本だと思いました。興味がある方はぜひ手に取ってみてください。

ABOUT ME
める
はじめまして、めると申します。出会いから3か月で同棲をはじめ、交際1年目で結婚をしたアラサーサラリーマン夫婦です。 普段は会社員としてフルタイムで働いております。当ブログでは夫婦の日常をベースに食事・美容・生活に関する情報を発信しております。 今後ともあたかかく見守っていただければ幸いです。
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