こんにちは、める妻です。
実家の整理を行っていると…様々な不用品が出てきます。

金目のものは少ないのでガラクタ多めです。
少しでも売れそうなものは、フリマアプリを使って販売していますが…。
『着物』は売るのが難しい!!
自分のものなら購入時期、値段、ブランドなどわかるかもしれませんが、
家にある着物は母親のもの。母はすでに亡くなっているので詳細が分かりません。
着物についての知識は全くないし、自分で値段をつけるのは難しい。
好みの着物だったら、自分で切るというのも一つの手段ですが…。
好みではない、さらに、いつ着るの??
…特に着用する予定がありませんのでいりません!!
ということで、着物専門で買い取りを行っている業者に買い取ってもらいたいと思います。 [temp id=2]
査定の申し込み
売りたい着物は全部で6点。
2点は大人用の着物。残りは…羽織とアンサンブルです。
最初は送り付けて数百円にでもなればうれしいなと思ったのですが、
せっかくなのでいくつかの業者に見積もりをお願いしてみます。
まずは見積もり?
買取を行っている業者のHPをみると、
写真を撮って送るものや、訪問連絡が来るもの、最終的に持ち込んだり、送ったり、担当者が訪問してくれるなど、買い取り方法は様々です。
でも。。
できるだけ簡単に買い取ってほしい。
行くのは面倒だし、来てもらうのは気が引けます。ということで、
まずは簡単にWebで査定をしてもらいます。
お断りメールが…
プラットフォームに個人情報を入力。
着物の写真も添付し、3社に見積もりを依頼しました。
ところが…。
『誠に申し訳ございませんが、今回は買い取りを辞退させていただきます』
ガーーーン。断られた…。まあ、そうですよね、古いし。
デザインも今風ではありません。
2社から電話がくる
1社目は写真見積もりを行っていない会社
依頼をしてすぐ、業者から電話がかかってきました。
こちらの業者は写真見積もりができないとのことなので、
訪問買取の日程を調整しました。
2社目は写真見積もりを行った会社
こちらの業者は写真で見積もりができると聞いていたところ。
着物に関しては写真で見積もりができないので、
訪問の日時を調整しました。
あれ?着物メインでCMとかやっていて、かつ宅配買取もPRしているのに、なぜでしょうか。不信感を抱きながらも日程調整を行いました。

写真見積もりができるっって宣伝しているのに、着物はできないの?!紛らわしい…
1社目 訪問査定の様子
予定の時刻は9:00~10:00。30分前後時間が前後すると、電話で日程調整を行った際に聞いておりました。
案の定、電話がきて、渋滞しているため到着が30分遅れる、と連絡が来ました。
こちらといては予定より早く来すぎるよりも若干遅れてきてくれたほうがまだましかな…と考えていたのでそこは問題ありません。
そう、そのときは、30分くらい時間が遅れても、終わりの時間にさほど影響しないだろうと考えていました。
スーツ姿の男性が訪問査定
電話で連絡があった時間ピッタリに玄関のチャイムが鳴りました。
そこに現れたのは30代くらいの男性。
2~3泊できそうなパンパンな営業バッグを抱えておりました。
訪問する営業マンだと特に身だしなみや言葉遣いに気を付けている(はず)なので、
その辺は全く問題がないように感じられました。
査定スタート
雑談を交えながらも査定が始まりました。
特に聞いていませんが、着物の用途や評価ポイントなどを細かく説明してくれました。

正直興味がないので雑談は省いてさっさと査定してほしい。
査定は訪問してきた男性の他に、本社のスタッフも査定を行うとのこと。
着物の写真や情報を送って、価格を決定しているそうです。
が、この査定に時間がかかる。10分。
この時間、何かはなさないと…ということで、
(お互いこの10分間、話続けなくては…というサラリーマンならわかるあの空気)
10分間話続けました。(体感は20分くらいに感じましたが)
着物の話から、他の買取がないか、といった話。
男性が特に強調して話していたのがこの買取の話。
〇この家で他に査定したいものはないか
〇実家に査定したいものはないか
→1点からでも訪問査定する
→ネットからではなく名刺の電話番号(男性に直接)に連絡してほしい
…。
そうか…
この着物、そんなに安いのか!!
買取金額が低すぎるから、他の品も買取を行いたいという意図なのだと
受け取りました。
家にあるものは売るつもりがなかったのですが、
飾っているスニーカーやグローブ、お酒について質問されました。
何か使っていないブランド品はないか尋ねられましたが、
そんなものがあればとっくに売っています。

使っていないブランド品やアクセサリーはございませんか?
(ちらっちらっ)

持ってないっていってるのに…。家をちらりらみないでくれよ…
…というわけで、つまらない雑談が10分ほど続いたところで
査定金額が決まりました。
…じゃじゃじゃ…
じゃーん「500円」!!!!
安すぎいい ・・・
天国の母親もびっくりして落っこちてきそうです。
まあ、いわゆるリサイクルショップに洋服をもっていくと
数十円にしからならないので、100円以上の値段がついたのは良かったのかもしれません。
それでも、
人が来ても恥ずかしくないようにある程度片付けは念入りに行いました。
そして、1時間以上の滞在、セールストーク(雑談)…
などを考えると500円は安すぎる。
しかも6着中、買い取りしてもらえたのは3着のみ。
他の着物はニーズが少ないとのことで引き取ってもらえませんでした。
引き取ってもらった着物
着物① ピンクの着物
こちらは母がお宮参りや結婚式の時に着用していた着物です。

こちらの着物とセットで、長襦袢を引き取ってもらいました。
こちらは肌着のようなものなので、襦袢単体では引き取ってもらえないようです。

着物②青色の着物
こちらは振袖です。
写真でもあまり見たことがないので、だいぶ古い着物なのかと思います。
柄が今風ではないですよね。やや派手に思えます。
今は、グレーや薄紫色の落ち着いた色が人気のようです。

こちらも襦袢はセットで引き取ってもらえませんでした。 [temp id=2]
買取してもらえなかった着物たち
これからは、残念ながら買取してもらえなかった着物のご紹介です。
振袖の肌襦袢
こちらの襦袢はシミなどがついていたので買い取ってもらえませんでした。

冬用・ウール着物 アンサンブル
正月にきるようなアンサンブル着物は引き取ってもらえませんでした。

着物コート・道行コート
こちらは外で着用するコートです。
いわゆる羽織は室内でも着用できるのですが、こちらは室内で着用することができません。このご時世、着物を着て外を歩くことが少ないとのことで、
買い問が難しいと判断されてしまいました。

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最後に
結局、もう1社にはお断りので電話をして、
こちらの会社に着物を売ることに決めました。
500円で良いのかって?…よくはないけども、
訪問から査定まで1時間はさらっと超えていくほど長い。
この工程をまた繰り返すのかと思うとぞっとしてしまいます。
もう二度と訪問査定は勘弁だ~!!と思っためる妻でした。
フリマで売れる?
フリマアプリを普段愛用しており、
今回売れなかった着物たちを出品してみましたが…・
いいねどころか、見てもらえません。
着物で検索すると、きれいで新しい着物がいくつか出ていましたが、
あまり売れていないようでした。
着物は保管も大変です。
数百円~数千円のためにこんな苦労をするよりかは、
もうこの場で手放そうと思ってしまいました。 [temp id=2]
以上、着物を売りたい!のお話でした。
当初は見積もりをとって高いところに…なんて甘い考えをもっていましたが、
古くて有名作家の着物でもない場合は、引き取ってもらえない(査定してもらえない)こともしばしば。訪問査定を繰り返しても良いかもしれませんが、
思ったよりも時間を取られます。
正直、訪問買取はもうこりごりだと思いました。
良い勉強になりました。ちゃんちゃん。 [temp id=2]