こんにちは、本を読んで印象に残った言葉、感じた思いを書いていきます。
心穏やかに生きる哲学
7つの教えやハーバード交渉術に通じるものが本書にあったので、自分が目指すものに近いと感じました。
自分がコントロールできるものだけから幸せを得る
自分の心を操ることができるのは自分であり、外部の出来事ではない マルクスアウレリウス
人の心や気持ちはコントロールできないので、自分がコントロールできることの範囲内で思いを巡らせる。人の気持ちや社会的な問題は自分がコントロールできる範疇を超えていますので、そんなことに思いを巡らせ悩むなということですね。
アタラクシア(不動心)に到達する。
大きな視点を持つこと。宇宙の一点だと思えば、自分の悩みもちっぽけに感じる。これは満員電車を耐え抜く時に言われる言葉に通じるように思いました。満員電車に乗っている時、自分を主人公のように思うと耐えられないが、自分を客観的に見て受け止めば良いいう話があります。なかなか難しいですね。
自分の品性を大切にする
相手が無礼な態度を取ったとき、ついカッとなって言い返したくなるかもしれませんが、そうした行動をすることで、自分の品性が損なわれてしまいます。自分の品性を損なうような愚かな行動は避けたいです。
物事をどう受け止めるかによって悩みの種になる エピクトテス
自分の反応をコントロールすること、出来事に対して、それを悲観と感じるのは自分がそのように選択したから。自分がその出来事に対して、どう受け止めるかが重要。
深い悲しみに向き合う
相手を悼むのは相手が生きているうちに。相手が死んでいくのを思い描き、葬儀に出て弔辞を述べる練習を行う。
全ては女神からの一時的な借り物、愛する相手がいたことに感謝することが重要。
今目の前にいる大切な人、その人の最後を思い浮かべ、後悔がないように全力で愛したいと思いました。
戦略的休息術TIME OFF
休みを取ることに抵抗を感じる現代人へ向け、本書では著名人のタイムオフの仕方を紹介しています。
高尚な余暇
アリストテレスが労働と思っていたものは現代では余暇とされています。高尚な余暇はボーっとすることではなく、学問の追求や良いことを気兼ねなくする時間。余暇のための余暇をできるようにしたいです。
自分を鍛える
1日15分あれば進歩は保てる
繰り返してやることが大事。目、耳を通しても頭に入るように、勉強する。復讐の積み重ねは重要。
勉強の目的とは?
あらゆる面において頭脳を鍛えること。道具のありかを知り、その利用の仕方を知ること。
勉強し続ける!継続する!先延ばしにしない!時間厳守する!
何かを学び取ってやろう!という気持ちで相手に接する
専門外のことは学ぶ必要はないというのは間違っていて、自分が接するさまざまな人からいろんなことを教わるのは価値がある。
物事の裏側をじっくり検討する
ある意見に対して、禁止する理由を紙いっぱいに並べる。そのあち、反対の立場の理由を並べる。これが公正な判断力を養うということ。全くもってその通りだと思いましたが、なかなか自分にはできないと思ってしまいました。
知識だけは勉強して手にいれる以外に方法はない
おおよそのものは権力やお金で手にいれることができるが、知識は勉強しないと手に入らない。厳しい勉強で精神を鍛え、厳密に考え抜く習慣で頭脳を鍛える。