こんにちは、める妻です。公開当時人気だったら”アリータ・バトルエンジェル”をアマゾンプライムで視聴しました。
あらすじ
ガラクタの山の中から綺麗な顔のロボットがイド博士により発見されました。ラボに持ち帰って彼女のボディを修復すると、彼女は目を覚まします。しかし、彼女は以前の記憶を無くしており、純粋無垢な少女として生活を送っていました。しかし、彼らが暮らすスラムのような街(最下層)では殺人事件が頻発しており、ひょんなことからイド博士を助けたアリータが戦士であることを思い出します。
面白いところ
・アリータの戦闘シーン
バトルエンジェル、と言うだけあってアリータの戦闘シーンはとてもカッコ良い!!華奢な身体で敵を倒していく姿はまさにバトル・エンジェルです。
・人間模様が深い
元夫婦のイドとチレンの関係性。
二人は元夫婦です。なぜ二人が別れることになったのか、なぜ二人が対立しているのか考えながら見ていくと物語が面白く感じます。
アリータとヒューゴのラブストーリー。
アリータはロボットですが、人間のように感じ、考えることができます。初対面からヒューゴのことを気にしているアリータはただの少女そのものでした。
全体的に店舗良く進んでいくので、退屈することなく映画に没頭することができます。
おすすめ度★★
個人的にはイマイチでした。
確か人気だった気がしたのですが・・・私の趣向にはハマらなかったかな。
終わり方が絶妙だったこと、アリータの外見に見慣れることができなかったこと、登場人物の心理が理解できなかったことから星3つです。続編があっても見ないかもしれない・・・。気になった点を記載していきます。(ネタバレあり)
アリータの目がデカすぎる(ディズニーとかピクサーみたい)
一番気になったのはアリータの容姿。サイボーグという設定なので、人間離れした容姿になっています。アリータを演じたローサ・サラザールさんはすでに瞳が澄んだ美しい女性です。エクス・マキナのように美しい女性を使えばそのままサイボーグにも見えると思うのですが・・・CGで瞳を大きくする必要があったのか疑問です。
口コミには目は見ていると慣れると書いてありましたが、私には慣れませんでした。ロボットは他にも登場するのですが、アリータのような見た目のロボットは登場しないこともあって、非常に違和感を感じました。特に、ボーイフレンドのヒューゴとの恋愛は本当に理解ができませんでした。確かに体の一部をサイボーグ化した人はたくさん登場しますが、ほとんどはただの人間。ヒューゴとアリータが恋に落ちても幸せにはなれないだろうに・・(余計なお世話)と考えてしまいました。
アリータ言うこと全然聞かないじゃん
映画を見ていて、アリータを応援したいという気持ちがあまり湧きませんでした。だってわがまま・自由奔放すぎじゃないですか?!自分は博士の娘の代わりではないと言ったり、禁止されても守らないで危険なことばかりするアリータ。いくら強くても無敵ではないので、見ているこちらはイライラしてしまいました。意思のあるサイボーグとはいえ恩人が心配しているんだから少しは言うことを聞いて欲しかったなと思いました。
上界(ザレム)の設定がよくわからなかった
イドとチレンは元夫婦で上界(ザレム)に住んでいましたが、娘の病気がきっかけで下界(アイアンシティ)へ追放されました。
→娘は足が不自由で車椅子に乗っていたようです。ザレムでは完璧な人間以外は住めないのでしょうか。
ヒューゴやアイアンシティに住む人はザレムに行くことを夢見ています。ただ、ザレムに行く道はなく、支配者であるベクターの手下として闇の仕事を手伝うか、モーターボールの大会で優勝するしかないという。
→モーターボールの大会がそもそもベクター主催となっており、優勝候補者の体(パーツ)を奪うものなので、優勝したとしてもザレムにはいけないのでは?と思いました。ただ、ベクターを動かすノヴァは、アリータを知っているような素振りをしていたので、アリータが優勝したら罠としてザレムには行けそうだなと思いました。アリータは300年前のサイボーグで、300年前も他の戦士たちと一緒にザレムを倒すために戦っていました。え、と言うことはノヴァは何歳??ていうかなんでアリータたちはザレムを潰そうと戦ってたの?頭の中が”???”ってなったまんま進んで行ったからついていけなかったです。アリータ2があるにしろ、もう少し説明して欲しかったと思いました。
ヒューゴが死ななくてもよくない?!
せっかくチレンが自分の命をかけて助けてくれたのに、自分でザレムに向かっていくなんて自殺行為すぎる。確かに、アイアンシティにいたところで、指名手配されている彼が生き残れる道はほとんどないでしょう。周りのみんなを助けるために自分はアイアンシティにいてはダメだ・・と言う気持ちからの行動でしょうが、それによって非常に悲しい最後を迎えます。彼を助けたチレンも、無惨な姿になってしまいました。そんなに殺さなくても・・救われない終わりで見終わってもスッキリすることができませんでした。
また、悪事から手をひくと宣言したチレンでいたが、結局チレンが目玉と脳みそだけになっている姿はホラーでしかありませんでした。そんな姿にしてノヴァは何を考えているのでしょうか。
残念な部分もありましたが、原作は銃夢と言う原作をベースに作られていますので、原作と違いを楽しみながら視聴するのも面白そうですね。
以上、アマプラで視聴可能な映画、アリータバトルエンジェルの感想でした。