こんにちは、める妻です。
AmazonPrimeで視聴したホラー映画を紹介します。
エクソシスト 信じるもの
こちらはエクソシストの純粋な続編と言える映画です。
主人公は新婚旅行で災害に巻き込まれ、妻を亡くしましたが、妻のお腹にいた子供は生き残ることができました。それから何年か経ち、小学生くらいになった彼の娘とその友人がある日姿を消します。3日経ってようやく少女たちが見つかりますが、様子がいつもと違って・・・。
二人の少女に悪魔が取り憑き、二人を救うために主人公や親、近所の仲間たちが力を合わせます。少女の演技が良く、悪魔が乗り移ったらこんな感じなのかな〜と思いながら見ていました。グロテスクな描写は少ないので、そういった描写が苦手な人でも見やすいと思います。悪魔や悪魔祓い、宗教関連のストーリーが好きな方は楽しめる作品でしょう。
人間の力はちっぽけだな・・・と感じるシーンもあるので、コンスタンティンのようにわかりやすく悪魔をやっつける映画を期待する方には物足りないかもしれません。
ザ・メニュー
美食家の彼氏に連れられて、島にある有名レストランに向かったヒロイン。予約するのが難しいそのレストランには、俳優や起業家、美食家たちが集まります。美しい島、完璧な食材、完璧なシェフ・・不気味なほど美しい雰囲気を感じ取ったヒロイン、その勘はあたり、誰一人として抜け出すことができない地獄が始まりました。
最初は、これらの人間たちを食べるのかと思ったのですが、そんな単純な悲劇ではありませんでした。出てくる料理は全て計算しつくされ、美しいのですが、同時に不気味でもあります。
ホラーというよりサイコ寄りの映画です。ただのサイコ映画とは違い、グロテスクな描写はないので気持ち悪さは感じません。スッキリするような映画ではないのですが、ヒロイン、招待客、シェフ、料理人の気持ちになって思いを馳せて考える楽しみがある映画です。
ダーク・ハーヴェスト
トウモロコシ畑が広がるとある閉鎖的な集落。毎年ハロウィンの時期になると、”ソートゥース・ジャク”という化け物を若者たちが捕まえます。化け物を捕まえた若者には立派な家、車を与られます。主人公は化け物を捕まえたヒーローの弟。兄の七光だと仲間たちに馬鹿にされ、不満を募らせています。規則として、化け物を捕まえた家族は狩りに参加することができませんが、主人公は家族の反対を押し切って狩りに参加します。
序盤から匂わせが酷いので、あらかたストーリーはわかってしまうのですが、家族や周囲の心理描写や、気持ち悪いミイラのようなソートゥースを見たくて最後まで見てしまいました。
グロいとまでは言いませんが気分は悪くなるので、スッキリする映画が好きな方はおすすめしません。
ネタバレ
ここからはややネタバレを含みますのでご注意ください。
映画の序盤からプンプン匂っていましたが、やはり化け物の正体は彼です。
結局主人公も化け物になってしまうのですが、それまでの経緯が悲しすぎる。
閉鎖的な街で行われている負の連鎖を止めるため、主人公は化け物になったのです。
まだまだ若いのに、埋められて、掘り出され、カカシのように貼り付けられてかぼちゃを被せられ、１年間干されたら化け物の完成です。
いや、なんで・・？なんで干しただけでただのミイラが化け物になるの・・？最初、生きたまま磔にされているのかと思ったのですが、土に一回埋めるんですね。
生きてたら、飲まず食わずでガリガリなのに、超人的な能力なんて使えないでしょうし。
映画ではこれらの謎が解明されずに終わってしまったので、なんでこんなことが起きたのか、なぜ化け物はあんなに強いのか、わからないままです。
自分であーだこーだ考えを巡らすのも面白いので、そうやって楽しむことにします。
以上、アマゾンプライムで視聴できるホラー映画でした。
