こんにちは、める妻です。最近酒ビジネスという本を読みました。
髙橋理人さんが書いた本で、お酒好きの人がよりお酒を楽しめるような、お酒の知識や歴史、ちょっとした雑学が入った本です。
世界最古のお酒は?
世界で一番古くに作られたお酒はなんだと思いますか?私はワインかな〜と思いました。しかし、ワインではありません。それじゃあ・・ビール?と思いましたが、それも不正解。正解は・・はちみつ酒でした。
私は飲んだことはありません!こちらの山田養蜂場さんのハニーワインには”最古の酒”と記載ありますね。本によると、今から1万4千年前にはちみつ酒が作られたそうです。今もはちみつは高いですが、もちろん当日も高級品。強壮作用があることから、結婚して1ヶ月の新婚さんがこちらのお酒を飲むという習慣があったようです。
ハネムーンは”ハニームーン”という名前からきているようです。
ちなみに、ワインは8000年前、ビールは7千年前と言われているそうです。
日本で最古のお酒は?
日本で最古のお酒はなんでしょう!私は・・・日本酒だと思いました。
正解は、ワインです。最初に作られたのは、500年前の縄文時代。山葡萄を布で濾して作っていたそうです。日本酒は
お酒がそこまで大好きな人でなくても、こういった雑学が記載されているのはとても面白いですね。
大好きな新政のお話も
私が好きな日本酒の一つに、新政があります。こちらは秋田のお酒で、すっきりとフルーティーな味で単体で飲むと止まらなくなるくらい大好きなお酒です。
レアなお酒なので購入するのが難しいお酒なのですが、足立区にあるかき沼さんで購入したり、スペシャルなお店で飲ませていただいたことがあります。
新政の酵母
良い日本酒は良い酵母から。新政に酵母は戦後1935年に分離された6号酵母。酵母は日本醸造協会が管理するきょうかい酵母が始まりです。
酵母の種類
酵母は大きく2種類に分けられ、一つはリンゴメロン系、もう一つはバナナ洋梨系です。6号酵母の新政はオレンジ系で柑橘系の酸味ある香りとのことです。
日本酒といえば大吟醸?
日本酒の中で一番いいお酒といえば、大吟醸をイメージします。大吟醸は玄米から50%以上磨いたお米で作ったお酒をさします。一時期は磨けば磨くほど良いという価値観が根付いてきましたが、逆に差別化が難しくなってきました。近年では、あえて削らない酒作りをする酒蔵も増えてきたそうです。新政の涅槃龜(にるがめ)もその一つです。
おまけ 蛇の目のお猪口
皆さん、お猪口は好きですか?グラスによって味が変わったり、気持ちがウキウキしたりするので、この日本酒を飲むときはこっちかな〜と、吟味して合わせるのが好きです。
白いお猪口で、そこに二重丸が書かれたものをよく見たことがあるかと思います。これを蛇の目のお猪口と言います。これは、日本酒をチェックするために用いられたお猪口だそうです。白い部分で日本酒の色合いや濃淡を確認し、青い部分で透明度や輝きを確認します。
以上、酒ビジネスのお話の中で特に気になった内容でした。
お酒が好きな方は今よりもっとお酒が好きになるようなお話がたっぷり詰まった本です。気になった方はぜひご覧ください。